1.近隣性:
場所においても、気持ちの上においても、患者さんに“近い”ところにあるというのが家庭医の第一の役割です。
|
2.包括性:
患者さん一人を多方面からサポートできるように深く関わっていきます。また、家族としての単位で診察するため、おじいちゃんおばあちゃんから小さなお子さんまでの健康と病気について対応いたします。
|
3.説明するということ:
患者さんの病状、病気の成り立ち、治療の意義とその方法をできるだけ分かりやすくご説明いたします。一度にできないときは何回かに分けたり、ご家族とご一緒していただくなどして説明して行きます。私の知る全ての情報を伝え、患者さんの理解と選択を求めて行くことによって患者さんの医療が進められて行きます。
|
4.責任性:
あたりまえでわざとらしいのですが、「真面目に誠実に責任をもって患者さんとお付き合いするということです。」 途中で知らん顔して切り捨てないということです。(欧米の多民族社会では重要でして、日本でも今後はあえて言わなくて成らなくなるというのも悲しいのですが…)
|
5.継続性:
患者さんが病気のときはもちろんのこと、健康なときも、また不幸にも入院が必要になってしまったときも信頼できるところを紹介すると共に、直接その病院に赴くなどして継続的にサポートしていきます。在宅医療にもその豊富な経験と在宅医療特有の診療能力を生かしてお付き合いできると思います。例え『畳の上で…』というご希望にも責任をもって対応します。 |